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October 19, 2006

Job Reference Check

海外で就職活動を始めて知ったこと。それは「過去の職場におけるアドバイザー的」人物の連絡先、あるいは過去の勤務先の所在地及び電話番号の詳細を応募先企業に開示し、それらの企業が候補者にそうした情報開示を過去の勤務先に求めることに同意するかどうかの署名も求めることがある。

さて、最近観た映画で「The Devil wears Prada」のクライマックス(だと私は思う)のシーンでこんなものがあった。

新聞社マネジャー:
「君の前の勤務先だった××会社の社長に君のreferenceを求めたよ。そしたら彼女は『あの子には本当にがっかりさせられたわ。でも、ここであなたが彼女を雇わなかったら、あなたは大バカ物よ』と言われたよ。
あの人が君のことをそんな風に言うのだから、君はさぞかし素晴らしい仕事をして来たんだね。」

と言って、面接にやって来た主人公を雇う…という流れだ。
主人公が勤めていた前の会社は世界に名が知れたあるファッション雑誌の編集社。そしてその編集社の社長/編集長の秘書としてその業界に入った主人公はとことん無理難題の仕事を言い渡される。
話の流れはぜひ公開されて、観ていただいた方が良いと思うので、映画の内容はここまでにしておこう。

なぜ私がここでその映画のワンシーンを持ち出したのか…というと、英国での就職活動を始めてから毎回毎回この「reference」の情報を求められたからだ。
ー勤務の有無
ー雇用期間
ー勤務状況
などについて尋ねるのが「reference」なのであるが、私が応募した企業は一体どこまでreference checkをしたのだろう…。
本当に日本のあの企業に電話あるいはメール…faxでもなんでもして私の勤務について尋ねたのだろうか…。
もっとも、国際企業であれば日本支社や日本人勤務者がいるであろうから言葉には問題がないだろうから、無理な話ではない。
日本でもよく「過去の勤務先」に尋ねて、選考資料にすることがある…ということは聞いた事がある。
しかしながら、個人情報の開示に過敏になっている最近の日本…、一体どのような形で「reference」に基づく情報開示の線引きをするのだろうか。

とは言え、映画の中で出て来るような大企業/有名企業/有名人の元で仕事をしている/していた人達ならば話は別であろう。
とは言え現実の世界でもしかり。人材の転職/移動にはこのreferenceを「−」要素にしないように「飛ぶ鳥後を濁さず」して飛び立たなければいけない…そんなことを考えて流動しているのかもしれない。

あぁ、私は「後を濁して」去ったのだろうか…本当に「reference」をあの企業にしたのであれば、どんな反応だったのか知りたい。そして誰が答えてくれたのだろう…。

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Comments on "Job Reference Check"

 

Anonymous Anonymous said ... (October 23, 2006) : 

cha chaさん

移民の国ならではのreferenceなのかな…。
でもよっぽど「何かおかしいぞ」ということが無い限りは深くは掘り下げないのかもしれませんね…。
それにしても本当のことが知りたいですね。

 

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