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March 20, 2007

無言のコミュニケーション

英国Yorkに越して来て、早半年。
ここ3年近く、1各国に3ヶ月以上滞在することがなかった私にとって、この「半年」というのは大きな変化。
そして念願の(だったかどうかは疑問…笑)「仕事復帰」も叶っての半年。

これまでの間多くの人達との出会い、別れ、そしてまた新たな出会い…というパターンを繰り返して来たけれど、その土台が今の地での生活を満喫する術を与えてくれたように思う。

初めて足を運ぶ国ではとにかく不安がつきもの。語学学校へ行くことさえも初日は不安と期待が入りまじる。
しかしどんな時でも「自分らしさ」を持つことで、初対面の人とでも少なからず無言のコミュニケーションをとることができると思う。

無言のコミュニケーション…それは「笑顔」。

声を上げて笑うのではなく、口の口角を上げ、相手の目に向かって自分の「こんにちは」だとか「ありがとう」だとかいうポジティブな気持ちを送れば良いのだ。

今、私の仕事は英国の銀行の中でも最も顧客と接する割合の高いポジションにいる。
オフィスには1日3000人のお客様が出入りし、私はその最前線でお客様の対応をする。
そこで私の言う「無言のコミュニケーション」が大きな役割を果たしてくれるのだ。

昨年、仕事の最終面接で「自分のコミュニケーション能力」について聞かれた。

「短期間で様々な文化や背景を持つ国々を廻り、様々な人達と関わったことで、色々な場面でも状況を読み取り、その場に合わせた柔軟なコミュニケーション対応ができる。相手の状況に合わせることで、初対面の場合は緊張感をほぐすこともできる。」と応えたことを思い出す。

今まさに、自分の応えた言葉その通りに自分の職務を随行していると感じる。
3000人の顧客の半数は英国人以外の人々。様々な言語、文化、肌の色、習慣…人口13万人くらいしかいない街の(はず…)銀行はちょっとした「縮小地球」だ。

しかし、多くの外国出身のお客様にとって、銀行はちょっぴり不安な場所。
そういう不安を少しでも取り除いてあげるのが、私達側の役目。そう…「笑顔」で。

言葉を交わす前でもコミュニケーションは始まっている。

無言のコミュニケーション「笑顔」は、無限の可能性を与えてくれるのだ。

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