パリでインターンシップを終えた姪:Aliは風邪をおみやげにイタリアへ戻ってきた…。 その彼女がキッチンで湧かしたお湯の入った鍋の上で、タオルを頭からかぶって、こんな姿で座っております。
風邪でつまった気道を広げ、呼吸をしやすくするための「おばあちゃんの知恵」と申しましょうか…。 なんとこの「bicarbonate」の粉を溶かしたお湯の蒸気を吸っているのです。
実はこの粉、普段はお野菜を洗う時に使っているもの。 農薬などを分離する働きのあるものだそうな。 ちなみに私は野菜は酢を数滴たらした水につけて、農薬分離してますが…
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「働き者」さんの家族の家にはやたらとアンティークが多い。 家具、アコーディオン、電話機、蓄音機、銅板オルゴールなど様々。 某テレビ局の「○○鑑定団」に出したら高値になるんじゃないかと思うくらい…。 そんな家の中で「フレンチフライ・カッティング機!?」がキッチンに転がっておりました。
私がカメラを持ち出して、この機械をシャッターにおさめようとすると、家族が気をきかしてジャガイモの皮をむき、実践してくれました。 ジャガイモは縦にセットします。
で、そのままガシャっとレバーをおろせば…
編み目からジャガイモさんたちが顔を出し…
ジャガイモさんはみごとにフレンチフライの姿へ。
このちょう簡単便利な機械は、イタリア両親が1950年代にパリで購入したそうです。 半世紀たった今でもバリバリの現役です。
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Comments on "発見。"
cha chaさん
そうだ、重曹です!ありがとうございます。
辞書を引かずにずっと「何だろう…」って思っていたんです。
だから箱にケーキの絵もついていたんだ…。
風邪薬に入っているとは知りませんでした。なるほど…。
お嬢さんの風邪、早くよくなりますように。
そうか、重層ですねー。
ドイツではヴェポラップからこういう吸入する用の液が手に入ります。
多分成分は同じようなものだと思うけど。
風邪を本格的に引く前にビタミンを飲みまくる。家はいまのところ、この技で防いでます。
スライサーもとっても素敵ですね。
大きいキッチンにこういうのがおいてあると、さまになりますよねー。
アンティークを現役で使っているなんて、格好良いですね。
野菜の農薬分離・・きっちりしているなんてみなさますごいです。
私はいつも無農薬野菜を買うようにはしていますが、きっちり洗ってそういうことができるなんて知りませんでした・・母として失格ですね。いやはや勉強になります。