「蔵を継ぐ女性」と「燦寿の息吹」
今日は私が(勝手に)応援している、1人の女性と酒蔵について書きます。 その女性とは「酒蔵を継ぐ決意をした人」。そして、「燦寿の息吹」のブランド確立を目指して日々活動されている女性なのです。 彼女と出会ったのは福岡で行った1月2日の私の「結婚披露会」。 企業コンサルタントをしている叔父の紹介で、彼女の継いでいる酒蔵の「新酒」を披露会の「お祝・お礼の品」として使わせていただいたことがきっかけです。 披露会にも同席してくださったこの女性は、昨年暮れ頃まで「ブライダル業界」で活躍をされていました。 しかし、「とあること」がきっかけで酒蔵を継ぐ決意をされたのです。 その経緯についてはぜひ、彼女のblogからお読みいただきたいと思います。 trackback:『日本酒の跡取娘になろうと思った理由』 それからは、続けられたウェディングプランナーのお仕事を退職され、歴史ある酒蔵を背負って立つべく、活動されていらっしゃいます。 その彼女が今打ち込んでいることに…「日本酒の仕込み」、「達人」から学ぶ、「聞き酒師になるための勉強」という「酒蔵の跡取り」としての修行の他に、平安時代の「お酒」である「貴醸酒」を再現した「燦寿の息吹」を世に送り出すこと…という大仕事があります。 実は私の披露会でその「燦寿の息吹」をお客様にお出しする機会に恵まれました。 まずは「食前酒」として、お食事の前にいただく。→ それから「デザート酒」としてフルーツなどにかけて楽しむ。という本来の「日本酒」とは違った味わい方を紹介していただきました。 来客は皆、初めて味わうこの「貴醸酒」の味に大変驚き、また喜んでおりましたし、私自身も夫もこのお酒の「大ファン」でございます。 さて、そんな「燦寿の息吹」を味わっております際に、「酒蔵の跡取り」女性がそのお酒にまつわる歴史や背景などについてお話をしてくださいました。 平安時代の文献を紐解き、そして現代の世で蘇らせた「貴醸酒・燦寿の息吹」。 『貴高く、しかしながら味わう人を優しく包んでくれるお酒…』 私はこのような表現をさせていただきたいと思います。 披露会の後、私はどうしてももう一度この「酒蔵の跡取」女性とお話がしたくなりました。 それは、彼女の持つ「オーラ」に惹かれたこと、そして「伝統ある酒蔵を継ぐ」と決意した彼女の「エネルギー」に惹き付けられたこと、そして「燦寿の息吹」と「彼女」が合わせ持つ「輝き」をもっと知りたいと思ったからです。 さっそく、叔父に調整をつけてもらい、面会させていただくことができました。 その日は「燦寿の息吹」についてのお話、酒蔵についてのお話等をたくさん聞かせていただき、彼女の非常に前向きな姿勢、家族や先祖代々から続く酒蔵に対する大きな愛情に触れることができました。 正直申し上げて、私自身の人生観をひっくり返されたような…そんな想いがあります。 そして、伝統の中に身を置く彼女の「凛」とした姿が、私にとって何よりのエネルギーとなりました。 だからこそ、彼女のことを応援したい、彼女の愛する酒蔵、日本酒を知りたい…。その思いが原動力となり、今回の記事とさせていただきました。 また、サイトから彼女の綴るblogへのリンクも始めましたので、ぜひ訪れてみてください。 きっと私たちの知らない「日本の伝統」に触れることが出来ると思いますし、その「歴史」や「伝統」の中にある「新しいもの」を「酒蔵の跡取り娘」さんをとおして学ぶことができます。 『燦寿の息吹』サイトへのリンク:http://sanju-no-ibuki.com さて、酒蔵は福岡県の久留米市北野町にある「山口合名会社」といいます。 こちらでは、「山の寿」「万作」といったすでに世に知られる清酒を作っていらっしゃいます。 「創業文政元年」という約200年にもおよぶ由緒ある酒蔵でございます。 「山口合名会社」のホームページがございますので、ぜひご覧になってはいかがでしょう。 こちらのサイトからは製造されている「清酒」の紹介、酒蔵の歴史、日本酒に合うお料理の紹介、冠婚葬祭のマナーについてなど、さまざま情報が凝縮された内容となっております。 また、お酒の購入についてもメールから可能となっております。 Link: 『山口合名会社 Home Page』 最初の画面では、flashで組み込まれた素敵な画像が観れます。その後は「入場」をクリックして各サイトへ行けます。 お問い合わせ、ご購入に関しては… 山口合名会社 福岡県久留米市北野町乙丸1番地 TEL:0942-78-3025 FAX:0942-78-4673 mail@yamanokotobuki.com 営業時間8:30~17:00 そして、「酒蔵の跡取り娘」さんのBlogは… 『貴醸酒「燦寿の息吹」跡取娘が今日も行く』 です。 なお「燦寿の息吹」につきましては、直接お問い合わせ(メール可)をいただきますよう、お願い申し上げます。 mail@yamanokotobuki.com 追記: *この記事は「いいもの」紹介サイトIn Tutto il Mondo〜世界中で〜でも一部内容を変更して掲載の予定です。* |
Comments on "「蔵を継ぐ女性」と「燦寿の息吹」"
Kiraさん
とくに若い世代が頑張っている姿をみると、「日本もまだ捨てたもんじゃないぞ!」と思ったりする自分なのですが…。
人の持つエネルギーやオーラが自分を開眼!?させてくれることが多く、「人の振り見て我が振り直せ」ではなく、「人の頑張り見て、我がやる気を奮い立たせよ」といった感じです。
こうしてブログをとおしても、みなさんからの「エネルギー」もらって、日々自分を奮い立たせてます!