飛んでイスタンブール。
木曜日の夜、ロンドン・ガトウィック空港からスイス・ジュネーブ空港へ移動し、1泊を空港近くのnh hotel・Geneve airportにて過ごしました。空港近辺のホテルはシャトルバスが出ていますので、大変便利です。 今回利用したnh hotelは20分ごとに空港-ホテル間のシャトルバスが出ております。 翌日、金曜はswiss airにてジュネーブ-チューリッヒへと移動。 午後4時頃、同じくswiss airにてトルコ・イスタンブールへ向かいました。 この日、翌日から降り続いた雪のおかげで、チューリッヒからの折り返し便が遅れまして、イスタンブール行きのフライトにはギリギリで間に合いました。 Thursday night, we left for Geneve for catching a flight on Friday. We spend a night at nh hotel very close to the airport. nh hotel has a shuttle bus airport-hotel every 20 minutes. Friday morning, we took a flight to go to Zurich. From Zurich, we took another flight by swiss air to go to Istanbul, Turky. 日本からですと「トルコ・イスタンブール」は遠く感じていましたが、チューリッヒからですと約3時間のフライトで到着する、近距離オリエントなのです。 そう言えば「飛んでイスタンブ〜ル…」なんて言う歌が一昔前に大ヒットいたしましたね。 きっとイスタンブールへ行く多くの人(少なくとも私の年代くらいまでは…)はこの曲が頭に浮かぶのではないでしょうか。 さて、「飛んでイスタンブール」なんと言う言葉はすぐに「混んでイスタンブール」に変わってしまいました。 ここイスタンブールの交通渋滞は日常茶飯事とは言え、度を超えておりました。なんと、空港からホテルまで2時間近くもかかったのです…。(普段は40分程度) 金曜の午後5時過ぎでしたから、状況は最悪でした。 その後、渋滞との葛藤はどこへ行くにも続くのでした…。 TAKSIのサインに「黄色」車体のタクシーは非常に使い勝手が良かったです。 メーターは「新トルコリラ」より「旧トルコリラ」が圧倒的に多いですが、新為替になおすには「0」を6個とるだけで大丈夫です。(例:600,000リラ=6新トルコリラ) 今回、イスタンブールでお世話になったRitz-Carltonは、さすがにテロを警戒してホテルの入り口で空港並みのセキュリティーチェックを受けます。 スーツケースもポーターが受け取ったあと、別途に赤外線チェックをし、後で部屋に運んで来てくれます。 イスタンブールのRITZ-CARLTONは丘の上にございますので、ボスポラス海峡の景色は最高です。元々ホテルの建物は別の利用目的で作られたものでして、最近になってRITZに変わったそうです。外観は今イチですが、サービスはやっぱり良いです。 サービス1: 「honeymoon」(実はまだhoneymoonはしていない。)という名目で予約をしてくれたおかげで、チェックインしたお部屋には…写真のようにバラの花びらと「花嫁花婿ベアー」が用意されておりました。 サービス2: お祝いを兼ねて、ホテルからおいしいデザートとトルコのスィートデザートワインのプレゼント。 サービス3:無料靴クリーニング 夜、木箱に靴を入れて外に出しておくと翌朝5時までに靴を綺麗にしてくれます。 サービス4:スパ、プール、ジムの無料利用 トルコと言えば「Turkish Bath」ですね。地下にはプール、ジム、スパ、エステ&マッサージがあります。Turkish Bath、なかなか良かったです。 サービス5:ホテルのスタッフはみんな笑顔です。 他にも細かいサービスがたくさんあるのですが、これも世界に誇る「★5つ界」では当たり前!? 土曜日は博物館へ。 学校の遠足で来ていたトルコの小学生達。 彼らの列の脇を歩いていると「ワァー!」と歓声が湧き、握手を求められ…「いったい何事!?」と思いながらも、その様子をすかさず1ショット。 実は、観光客にとっても友好的な彼ら。他の観光客もいたるところで握手を求められ、一緒に写真を撮っていました。 こんな笑顔の溢れる小学生に出会えて嬉しいかったな。 ボスポラス海峡を超えるタンカーは本当に大きいです。 でもこの様子って「関門海峡」に似てません? モスクと博物館を廻った後は、夢だったイスタンブールの「Grand Market」へ。 歴史を感じさせる天井や壁…。ここは一番のお気に入りです。 タバコの煙、人々の話し声、商品で隙間なく埋められたお店…。 小さな通りほどワクワクします。 ここ市場では最大の目的だった「トルコティーサーバー」「トルコティーカップ」などを購入しました。これを買うのが長年の夢でございました…。 お店では商品を包んでもらう間に、市場の角ごとにあるトルコティー屋さんが運んできてくれるアップルティーをすすりながら、エキゾチック気分にひたっておりました。 小さな路地をウロウロしておりますと、このようなお店を見つけました。ボヘミア系の私にとりましては、こうしたディスプレイ、建物、商品はとてもとても魅力的だと感じます。 さて、屋内の市場を抜けたあとは、ローカルの皆さんでごった返す小さな通りを歩き、「スパイスマーケット」へ。スパイスが色とりどりに並び、これまたスパイス好きの私には誘惑の場所です。 ここ「スパイスマーケット」には1901年創業の老舗レストランがあります。このレストランは市場の大通り側入り口の柱階段を上ったところにあります。 ここで遅いトルコ料理の昼食をいただきました。 レストランの長い階段にある窓からはモスクが見えます。 また、壁に使われているトルコブルーのタイルが大変美しかったです。 トルコへ来て「トルコブルー」の名の由来がよくわかりました。 レストランの入り口は狭い長い階段の上… イスタンブールについて、そしてこの旅について細かく書くのは厄介です。 なぜなら、イスタンブールはそれだけ躍動に湧く街だと思うからです。観光スポットだけではこの街の魅力は十分には味わえません…。 歴史的なこと、政治的なことを勉強してこの街へ行くとその魅力はさらに大きくなります。 小・中・高の世界史ではトルコの歴史も随分勉強したものです…。まさに教科書を飛び出した学習とはその国、場所、物を実際に目で見て触れる事ですね。 ト ルコは1923年 ケマル=パシャ(アタテュルク/トルコの父)は政教分離をはじめとした数々の改革をおこない、トルコ近代化の立役者として今でもトル コの人々に崇拝されている人物です。この改革のおかげで、トルコの女性社会進出も日本より随分すすんでいるそうです。その例としては女性議員の数の多さ/ 女性の閣僚数は日本を上回っているとか。 大学へ通うにも女性はイスラムスタイルのベールをかぶってはいけないというルールがあるそうです。これは政教分離の流れで、「大学は宗教を持ち込む場所ではない。知識習得のための公の場でなくてはいけない。」ということから定められているそうです。 (と我が家の「働き者」さんの解説付きで観光いたしました。) ファイルを圧縮したため、画像の質が悪いですがイスタンブールの街にかかる橋の上には多く(を超えてます)の「釣り人」で賑わっております。 この橋の下には露天がございまして、とりたてのお魚を焼いて食べておりました。 サバを焼いていたのでしょうか、日本にいるような香ばしい匂いにおもわず「ゴクっ」。 橋の夜景はまるで瀬戸大橋かレインボーブリッジ?! 夕食は別の夜景の美しいmavibalikでシーフードをいただきました。 その後でお目当てのclub29でおいしいカクテルを。 ここはイスタンブールでも大変人気で、セレブな方々の集まる場所だとか。それもそのはず、続々と高級車の長蛇の列が外にはできておりまして、まるで「高級車ショー」にでもきているかのようでございました。このバー/レストラン/クラブの夜景、それはそれはきれいでした。 初日の夜に行きました有名トルコ料理店もご紹介いたしましょう。 www.tike.com.tr Tike Haci Adil Caddesi 4, Aralik No.1 2. Levent, Istanbul Turkey Tel:0212 281 88 71 Club29 Av. Adnan Saygun Cad. Ulus Parki ici, Ulus 80600, Istanbul Turkey Tel:0212 265 61 81 www.club29.com mavibalik Muallim Naci Caddesi No.64/2 Kurucesme, Istanbul Turkey Tel:0212 265 54 80 www.mavibalik.com Otoparkの一角。 素敵なカフェやマーケットがあり、小さいながらも楽しめるスポットです。 また、ここでは「ベークドポテト+トッピング」の露天があって、みんなこれか、もう1つのトルコクレープ(?ようなもの)をほおばっています。 これを持ってカフェに入ってもOKで、飲み物代しか払わなくていいなんて、いいですよね。 最後に、この旅で学んだ事は 「トルコティー(Turkish Tea)を空腹時に飲まないこと!砂糖なしでは特に禁物!」です。 トルコの紅茶は強いため、空腹時は避け、飲む時は砂糖をたっぷりいれることも大切なようです。 私はコーヒーも紅茶も「ブラック派」ですが、トルコティーだけは砂糖が必要になりそうです。 それから車のナンバープレートがすでにEUスタイルになっているのを見ると、トルコの人は加盟したいのかな〜。と思いましたが…トルコのEU加盟に反対しているD国さん、今後も一環して反対なさるのでしょうか…。 今回の旅の出会い…。偶然の重なり合いと申しますか…。 ジュネーブからの往復フライト、泊まったホテル、行ったレストランも同じでしかも隣同士になったスイス人のご夫婦。 行った先々でお顔を会わせては、お互い「はははぁ〜またご一緒になりましたね。」の繰り返しでした。 こんなにたくさん観光客がいるのに、なんでかなぁ。 |
Comments on "飛んでイスタンブール。"
Bambinaさん今晩は~。イスタンブールの滞在楽しまれたようですね。詳しい旅のお話も読ませていただきました。写真のたくさんの子供たちの様子、すごいですね♪まるでBambinaさん御夫妻の歓迎セレモ二ーのよう。
お体に気をつけてくださいね。
トルコの旅、素敵な写真とともに楽しませていただきました。
いつか行ってみたい国のひとつです、トルコ。
うちの旦那は「トルコは売り子がウザイから嫌だ」と文句を言っておりますが、
いつか一緒に行けたらなぁと思っております。
Bambinaさんのところもハネムーンなんですか??
実はうちもちょうど1年前に結婚してからふたりっきりの旅行はしてなかったのです。
。。。なので、新年にタイのクラビへ新婚??旅行に行ってきまーす!
私たちのハネムーンも Bambinaさんご夫婦のように素敵なものになりますように。。。
Lindenさん
こんにちは。
博物館で出会った子供達、本当にすごい歓声で、びっくりでした。
有名人ってこんな感じなのかなぁ〜なんて思ったりして…(笑)
今回はバタバタ週末旅行だったので、また近いうちに行きたいと思っています。
次回はアンカラにも…。
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busukeさん
旦那さまはトルコに行かれたことがおありなんですね。
そう言えば、マーケットで「落ちた!」という日本語言うお店の人が多くいました。
多分、日本人なら「落ちた!」という言葉に反応するからでしょうか。
それとも某コマーシャルを見た事のある人が広げたのでしょうか…。
実は、私達この旅もハネムーンではなくマイレージ期限切れ分を消化するための週末旅行でした。
彼の仕事の休みがとれたら年明けにマレーシアへ行くことで「何もしないハネムーン」にしようかなと計画中です。
busukeさんの新婚旅行、タイなんですね。
素敵な時間になるといいですね!
あ、それから素敵なホテル等で最近は新婚旅行パッケージ(マッサージ、ビーチのロマンティックディナーなどがセットになってたり)がいろいろあるので、ホームページからいろいろチェックされてみてはいかがでしょう。
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kiraさん
トルコと言えば、やっぱりカバブですね!
でも、kiraさん…3週間もお腹の調子が悪かったのはつらいですね…。
そうそう、トルコの料理って塩分控えめだと思いませんか?
前菜もたくさんのお野菜をつかったお皿がたくさんありますし、結構ヘルシーでいれそうな感じがしたのですが…油分が多いのはトルコティーできれいさっぱり…といったところでしょうか。