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November 23, 2005

Milano-Verona-London

海外らいふ〜イタリア編〜の8月11日の記事『旅ぶろぐ』でも登場した街「Verona」

この日、午後4時すぎにとある専門医とのアポイントメントがあるため、ミラノから列車で約1時間半のところにある「Verona」へ。
8月に訪れた時はアレーナでのオペラが開催中ということもありピークのシーズンで、どこへ行っても人・人・人…。だったのですが、今回は季節も変わり、人出はまばら。
それでもやはり世界的に有名な「ロミオとジュリエット」の舞台ですから、観光客は尽きません。






さて、ここVeronaには高級ショップの立ち並ぶ通りがございます。ここは狭い通りですが、マーブル調の石が敷き詰められた通りは素敵です。
こ こへ参りました目的は「お買い物」ではございませんが、"Mandarina Duck"のお店に入りましたら、誘惑には勝てませんでした。"Mandarina Duck"の革製品は非常に柔らかく、色合いも私の好みでして、愛用させていただいております。(ニベアの青カンクリームのお手入れで十分。)







さて、訪れました専門医の待合室にはすでに3組の方がお待ちになっておりました。みなさん、ご家族やお友達が付き添いで来られておりました。ただ、予約の時間をかなり過ぎても先生がお戻りになっていなかったため、みなさんちょっと時間を気になさっておりました。

お一人、大変お急ぎでしたので、順番を譲って差し上げました。
(私も列車とフライトの乗り継ぎ、おしていたんですが…。)
それが幸いして、他にお待ちだった女性お二人と大変楽しい会話ができました。お友達の方が仕事を切り上げ、2時間の運転をして付き添いで来てくださったのだそうです。

実は、後からこられた方々も2人の付き添い…と、待合室は付き添いの方が多くなっておりました。
そんな中一人で来ていたのは私だけでして、こんな質問をしてみました。
「イタリアでは病院などへはいつもどなたか付き添いされるのですか?」
答えは「Si, sempre.../ええ、いつも必ず誰か付き添いますよ。」

どうりで…これで謎が解けました。実は私のイタリア家族もずっ〜〜と「一緒に行ってあげるわよ。」「本当に1人でいいの?」と最後の最後まで聞いてくるので、「なんでかな〜」と思っていたのです。

お話をしたイタリア女性達はこう話してくれました。「イタリアは友達や家族のつながりがまだまだ強くて、特に病院などでは必ず誰かと一緒よ。でもそれ以上に私は弱虫だから…」と。

大学時代から一人暮らしを初めた私にとって、病院へ行くことは「一人が当たり前」だったので、その調子でイタリアでも病院へ行くことを考えておりました。(補足:さすがに入院するくらいのときは、母が福岡から暮らしていた別の県まで来てくれましたが…。)
それに、MilanoからわざわざVeronaまで付いてきてもらうのも悪いな…と思ったこともありまして…。
でもきっと、イタリアの家族は「なんでこの娘は一人でいくのかしら…」と思ったことでしょう。

今回のことでなんだか「イタリアのあたたかさ」を知ったような気持ちです。

待合室で一緒になった女性お二人、とても感じの良い人たちで束の間の素敵な出会いでした。

さて帰り道、Veronaの駅で私はペットボトルと奮闘しておりました。
プラスチックの蓋をまわせず、開けきれなかったのです。すると隣の女性が「さ、渡して、開けてあげるから!」と固かった蓋を開けてくれました。
なんて優しい人なんだろう…と感激いたしまして「Grazie Grazie」の連発でございました。
でもこの蓋、本当に固かったんです…午後1時に購入して開けたのは午後6時でした。


VeronaからBresciaまでの駅はスイス行きの特急CISに乗りました。これが約10分遅れまして、BresciaからBergamoまでの列車乗り換えにあやうく乗れないところでした。
ホームをダッシュで駆け下り、なんとかギリギリ乗り換えには成功いたしましたが、重たい荷物を抱えてのダッシュはかなり大変でした。
Bresciaからはローカル線ですので「到着駅アナウンス」はございません。
ご自分で駅名を確認しなければなりません。夜は特に駅名が見えませんので、みなさんご注意くださいね。
さて、BergamoからはOrio(ベルガモ空港)へ向かうのにタクシーを使いました。
タクシーの運転手さんは10ユーロ50セントの料金を10ユーロにおまけしてくださって、
「いい人ね…ありがとう」と感謝しお礼に50セントはきちんと払いました。

空 港のチェックイン待ちにイタリアのマンマ(お母さん)が心配して電話をかけてきてくれました。その電話中、両手が塞がっていた私はスーツケースを動かす ことが至難でございました。すると、後ろの男性が列が動くたびに荷物を前に運んでくださりまして…。本当にありがとうございました。

その後、手荷物検査場へ向かったのですがあることを発見!
持ち出しユーロの制限についての注意書きのボードにとある問題がございました。
イタリア語、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語で書かれた注意書きの一番下に
日本語もございました。が、なんとその言語の国をあらわすはずの国旗がなぜか「中華人民共和国」なのですよ!!!!!
これにはさすがに私も「大憤慨」い たしまして、近くにいた担当者に「これは間違えです。この言語は“日本語”ですが、この国旗は“中国”のものです。日本語でお書きになっても中国の人は分 かりませんよ。国旗を日本のものになおしてください。それともこの表記を中国語に変更なさいますか?」と申し上げました。
すると担当者の方
「あ〜これは日本語なんですね。そう言えば前にも一度どなたか同じ事を言われてました。」
“だったらなんでなんですぐになおしてくれないの〜!!!”ですよ…。

やっ ぱり日本は中国に押され気味ですね…。イタリアじゃ、最近私を見て「chinese/チネーゼ」という声がたくさん聞かれますし…。別に問題ではない のですが、イタリアにおける中国人に対するイメージがネガティブであることは確かでして、なんだかちょっと肩身が狭いなぁ〜と思うのであります。ですの で、ロンドンに戻ってくると非常に楽です。ロンドンはやはりヨーロッパの中で飛び抜けた多国籍な街ですね。

出国カウンターはイタリアっぽく、なんだか力の抜けた雰囲気の時に私が通りましたせいか、
担当の管理官は他の人とおしゃべりしながらのパスポートチェック。
すると「未だに日本人と他のアジア人の区別がつかないんだよなぁ〜。それにこのフライトに日本人ってあんまり来ないし…」と言うではありませんか…。
そんなことを出入国管理官が言っていては、仕事になりませんよ!

さて、この日のフライトはロンドンの空港の濃霧のため1時間以上遅れました。
ロ ンドンの空港に到着したのは現地時間午前1時。それからロンドン市内まで行くのに列車に乗る予定でしたが、最終列車は午前12時半で終了。幸いシャトル バスが待機しておりましたのでそれを使って移動。この移動も50分ほどかかりまして、家に到着したのは午前3時近く。疲れました…。

この遅れたフライト待ちの間、イタリア人男性とずっとお話をしておりました。彼は20年前、日本を訪れたことがあるそうです。日本にもお知り合いがたくさんいらっしゃるそうで、また行きたい国ですよ。とおっしゃってくださいました。
すると、この男性が機内で突然「あ、そう言えば思い出した!日本にいた時あの8月、僕はあのJALボーイング東京ー大阪のフライトに乗る予定だったんだけど、直前で変更したんだ!」と言われました。
「え!?」とおもったのですが、20年前の8月、JAL…と言えばそう、あの悲惨な事故「日航御巣鷹山墜落事故」。この男性、このフライトをキャンセルして命拾いをした人のお一人。
そしてその使わなかったフライトのチケットはまだお持ちなのだそうです…。

バタバタの火曜日。いろいろな出会いに恵まれた1日でした。これもやはり『旅』の醍醐味です。

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Comments on "Milano-Verona-London"

 

Blogger busuke said ... (November 27, 2005) : 

本当にヨーロッパではアジアの国の区別があやふやですよね。
、、、というか興味が無い人が多いのかも知れないですね。

ドイツでも、道端で「ニーハオ」と話しかけてくる見知らぬ人もかなりいます。こちらとしたらムキッとしてしまうところですが、向こうはフレンドリーな気持ちで言ってきているのかもしれないし、、、うーんどう返したらいいのやら。

この前はバーで「ここの席空いてます?」って聞いたら「ハオ」って返されました。
答えを無視してみたらドイツ語で「通じてないみたい。」って言っていたので、私は日本人だという事。「ハオ」はgut の意味なのでyesのときは「shi」といった方がいいのではないか。
ただし、日本で中国語をかじっただけなので私の中国語は全くの初心者レベルだと言うことをいちいち説明してみたら向こうはあっけにとられて、何も返せない様子でした。。。

大学のアジアの会を通して、もっとアジアの国々を知ってもらう機会をつくるよう努力しています。これからもっとアジアに興味を持ってくれる人が増えることを祈って。

 

Blogger Bambina said ... (November 28, 2005) : 

busukeさん

こんにちは。「アジアに興味がない人が多い」という点、私も同感です。
最近までおりましたチリで、この点をひしひし感じました。これは「チリの人がアジアに興味がない」という意味ではなく、
「チリに来ている外国人(北アメリカ大陸、ヨーロッパ人)」のことを指します。
ラテンアメリカに来ている私の知る範囲のほとんどの外国人は「アジアについては完璧に無知」でした。(もともと行きたい国の優先順位がラテンアメリカだから、そこにいるのでしょうが…)

元銀行員の人だとか、はやり世界を股にかけた仕事をしていた人、友達の輪が多国籍の人ぐらいしか日本と中国、あるいは他のアジアの国の違いには気づいてくれませんでした…。
でもこれも仕方ないですよね。ほとんどはメディアをとおしてしか、「東」の国のことを知らない訳ですから…。
私たちも「中央アジアについて違いがわかりますか?」と言われれば、やはりそれらの国々の人や土地を実際に知っているしか違いを述べる事は難しいでしょうし。

ですので、ぜひぜひぜひbusukeさんの「アジアの会」でいろいろな人に「アジア」のことを知って頂き、そして他のアジアの事についても教えていただきたいです。
活動、頑張ってくださいね!

 

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