ろいやるふぁみりー
写真はロンドンの老舗Harrodsのエジプト館地下のエスカレーター前にある、Lady DianaとDodi氏をまつったもの。 実はこれ、Dodi氏のお父さんMohamed al Fayed氏がつくったものなんです。 イギリスのウィリアム王子は来月からイギリス軍の訓練に加わります。先日は救助活動の訓練で数十メートルもある崖をワイヤー1本で、担架を崖下まで運ぶ姿がニュースで流れました。(これ、本当にすごい垂直の崖なんです。) 時代と共に姿を変えることを「NO」と完全に拒絶しないのがヨーロッパ王室の柔軟性であり、国民に対する大義名分を果たしているということでしょうか。 実はイタリアにも第2次大戦終了まで王室がありました。しかし敗戦と共に、イタリアロイヤルファミリーは国民投票により廃止されました。これは大戦中のムッソリーニとイタリア王室の関係が大きく影響した…と言われています。 その後、イタリアのロイヤルファミリーはどうなったか…と申しますと、法律によりイタリア入国が禁止されたため(主にウンベルト2世とその直系男子)主にポルトガル、スペインなどの亡命先からイタリアに戻ることができなかったのです。 時 は流れ、21世紀…ついにその直系男子、 Emanuele Filiberto とその父 Vittorio Emanueleがイタリアの地に戻ることができました。(たしか2002年だったと思います。) 息子さんのEmanuele Filiberto氏は昨年、お子さんも生まれ、早速イタリアの雑誌の表紙に掲載されておりました。 日本皇室の皇位継承者の問題、これは海外でも新聞やニュースで取り上げあれることが度々あります。 |
Comments on "ろいやるふぁみりー"
cha chaさん
歴史をたどれば、その昔、日本には女帝が何人かいたんですよね…。
私は女性の天皇がいてもいいと思うのですが…。
一方で皇族のとある方が「代々男系で継がれた皇位継承をこのような形で変えるのはいかがかと…」と物議をかもしだす発言されたのには驚きでした。
想像以上に閉鎖的な世界だと感じます。
ところで、海外の方は日本の天皇は「象徴天皇」で政治的関与は一切ないことをご存知なんでしょうか…。
お正月に皇居で行われる一般参賀を興味深々観に行ったうちの旦那とイギリス人の友人は他の人に混じって日本の旗を振り回していたそうですが、スゴイ人数に驚き、やはり、日本人は皇室が好きなんだと理解したようでした。
スウェーデンでも王室を廃止しようという動きがあります。というのはお金(税金)がかかるから・・でも家の旦那もそうですが、伝統を大切にしたいという人も多いようで国民投票まで発展するかどうかは疑問です。
私も皇室自体の伝統と歴史は日本国民として誇れると思いますが、ぜひとも時代とともに進化しうることを証明して欲しいです!
女帝、誕生して欲しいですね。今の皇太子の英知に期待して。(妻にキャリアウーマンを選んだんだから・・・と勝手に想像)
minakoさん
え、スウェーデンで王室廃止の動きがあるんですか!?
確かに、そういう動きがあっても税金でまかなわれているから仕方ないですね…
皇室の人もサラリーマン/公務員になってもいい…なんていうことがあったら面白いかな。
だとしたら日本の皇太子妃が外交官と皇太子妃の二足のわらじっていうのもかっこよかったのにな…なんて思たりしています。
それ、いいアイデアですね。外交は一番の仕事ですもんね!