はい、チーズ…お月様…。
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Spring-Summer-Autum-Winter...We have reasons why we have seasons...
We are seeking reasons why we are here...
春夏秋冬…四季があるには理由-reasons-がある。
人は理由-reason-を探している…どうしてここにいるのかを…。
![]() 私もそんな中の1人なんですが、本を読んだことはありません。 ですが、その名の由来となった街へこの週末に行って来ました! 本の「カンタベリー物語」はロンドンからカンタベリーの寺院へ向かう様々な階層の29人が語った物語などをまとめた中世文学の集大成と言われています。 その内容は恋愛、逸話、滑稽話など様々な内容で構成されているそうです。 ちなみに原文はラテン語や中世の英語、方言などの知識が無いと読めないらしいです…。 ですが、もちろん学者さん達のお陰で日本語版がありますので、いつかは読んでみようと思っている(だけ)の3連休最後の月曜です。 上の写真はカンタベリー中心街の細い路地から顔を出す「カンタベリー大聖堂」。 「カンタベリーへ行く=大聖堂へ行く」これが、中世時代からの合い言葉なのだそうです。 この他の写真、カフェ情報はIn Tutto il Mondoに掲載しています。 |
昨晩、イギリスのテレビで"Fast Food Nation これまでファーストフード業界に対する風当たりは厳しくなるばかりで、どの企業もこうした反ファーストフード派の動きに対して終始回答を控えて来ました。 が、なんとココに来てこんな対談が実現するとは思ってもいませんでした。 さて、内容については「牛肉」取り扱い、「過剰な塩分や脂肪分」、「子供をターゲットとした販売宣伝広告」に対する批判などが取り上げられ、それに対する企業側の努力もこの機会にハッキリ示されました。 話題の1つに「アメリカの学校給食にマクドナルが参入している。」ということも挙げられました。これに対しイギリスマクドナルドCEOは「自分たちから学校へ話を持ちかけるような企業展開はしていない。そういう場合は学校側から私たち側へ参入の要請があったからだ。」とハッキリ回答。 (あれ?何でアメリカの問題についてイギリスのCEOが答えないといけないわけ?) この対談は非常に冷静なやり取りで行われ、見ている側としても感情的にならずに見ていられる内容でした。イギリスマクドナルドのCEOさんも、よくこの対談に臨みましたねぇ。まぁ、企業の社会的責任を果たしたのか、株上げ(評判のほうね)を狙ったのかは分かりませんが…。 でも〜!!! こんな対談、本当はどうでもいいんです! 問題は 1.平気で子供の食事に「ファーストフード」や「レトルト食品」を与える「親」にある! ↑これを見ると「ぞぉ〜っとする。」 2.立派な大人が自分の食事も作らず、毎食を「ファーストフード」や「レトルト食品」に頼ることにある! ↑「だから太るんだよっ。」 結果… 「料理の出来ない奴が増える」... え?なんか結果が飛んでるって? まぁ、まぁ、そんなこと言わないで…。 別にファーストフードの存在を否定している訳じゃないのよ、わたくし…。 そういう「食」を生かすも殺すも、「自分」を生かすも殺すも「あなた次第」って言いたいの。 すみません…ちょっと最後の方は乱暴な言い方になりましたが、「健康は食にあり」ですから…。 あ、それから日本政府さん、減反政策だとか、既存農業の転換推進はやめてください。 日本の食料危機は目に見えてますから、そろそろ自給自足を推進してください。 もっと地元の食材で、手料理しましょう! |
…と本文の前に、おなじみblog newsです。 今日はIn Tutto il Mondoで週末に向けての!?「サルサ」情報をupしましたぁ。って言っても、「福岡」情報なんですが…。良かったら覗いてみてくださいまし。 ♪本題♪ 今日は午後から強風の中を郵便局まで出かけました。 まるで台風接近中…みたいな強風がここ1週間くらい続いていて、家の前にあるテムズ川にかかる橋を渡るのも一苦労…。(本当に、本当に立ち止まらないといけないくらい、飛ばされそうなくらい強い風なんです…) それで、今日は最初からバスに乗るつもりでバス停へ。 5分経過、10分経過、15分経過…時計を見ると20分経過! 歩いていたらとっくに目的地には到着しています…(泣)。 他の2本の路線は続けざまにくるのに、乗りたい路線だけが来ません…。何でぇ〜!? もう待つのが嫌で、結局歩きました。 もちろん、途中でお目当ての路線はすぐ後できましたが、待っている人も多かった事ですし、満員だということは分かっていたので、散歩がてら歩き続けました。 難所は橋…。カバンごと吹き飛ばされそうになりながら、なんとかテムズ川を渡り向こう岸へ…。 なぜか橋を渡るとそこまで風は気にならないんですよね…。 ということは自宅周辺の街開発計画のデザインが悪いんじゃないの!?と思わずにはいられません。 郵便局は徒歩10分圏内。 お天気が良ければちょうど良い散歩になります。 その後は数百メートル離れたカフェへ。 ここはスタンプカードがあって、10個たまると好きなコーヒーがタダになるのでいつもこのチェーンでコーヒーをいただきます。 正直、某S社のコーヒーよりこちらのコーヒーの方がおいしい…という事実もあるのですが…。 今日もいつものお姉さんがカウンターにいました。 私も週に何度も通うお客なので、お姉さんも私の顔を覚えてくれています。 そんな今日は「豆乳カフェラテ」をお願いしました。 ここのエスプレッソはイタリアのそれと同じように濃くて味わいが深いので、カフェラテにしてもとってもおいしいです。 さて、席について自分のスタンプカードに目をやると… な〜んとお姉さん、おまけして「2個」もスタンプを押してくれていました! 嬉しいぃ! こんな小さなことでも、なんだか今日は「良い日」だと感じます。 帰りもバスに乗ろうと思ってバス停にいたのですが、結局15分以上待ちぼうけ…。 なぜか今日は乗りたい路線が来ません…。 もう諦めて歩きました。 結局帰りは歩いている間もずっとこの路線がとおらなかったので、歩いて帰って正解でした。 バス停はこの路線を待つ人で溢れていましたしね…。 自宅の前に着くと「ハロッズ」デパートの配達トラックが止まっていました。 どうやらどなたか「ベッドのマットレス」をご購入なさったようです…。 というか、私はIKEAのベッドマットレスでも気持ちいい…と思っているので、ハロッズが取り扱うベッドマットレスで寝たら、どんな感じなんだろう…と、とても興味があります。 あ、でも現在の賃貸APTのベッドはもとからオーナーが置いてくれているんですが、かな〜り寝心地いいです。マットレスは固めなんですが、なぜかゴロンっと横になると「ふさぁっ〜」ってまるで浮いているかのような寝心地なんですよ…。 引っ越す前にどこのマットレスかメモっておきます…。 将来、家を構えたらベッド購入の際の候補に! 自宅エレベーターでは一緒になった女性に「Have a nice weekend」と声をかけられ「おぉ〜ありがとう!」と嬉しくなり、私も「you, too!」と明るく返して差し上げました。 でもですね…、こういう挨拶って普通だとず〜っと思っていたのですが、実は私の住んでいるAPTは新しくて巨大なせいか、ご近所さん達のことを知らないし、すれ違う時に挨拶すらしない人が多いんです。 最初ここに越して来たときは「えぇっ!なんでみんなそんなに冷たいの!?」って思ってしまいました。 おまけにAPT内には住人専用のジムがあって、もちろんこのジムで会う人はみんな住人なのに、だれも挨拶しないんです!!!もう信じられない…。 みんな「エイリアン」だぁ! そんな我が家のお隣さんのご主人は「Jazz musician」でサックスplayerです。 いつもかっこ良くお出かけするご主人さんはいつも挨拶してくれます。が、奥様とはまだお会いしたことがありません。 最近思うのですが、この人…どこかで見た事があるよぉ…って…。 もしかしてCDとかのジャケットで見たのかな…。Jazzは昔から好きなのでいろいろCD持ってますが、モダンJazzになるとまだまだ未開の部分が多くて…もしかすると、そんな中の1つにこの人が!? そんなAPTなんですが、どうやら分譲の持ち主さん達が「初会合」を開いたようで(このAPTは昨年暮れに完成)、もうすぐ「MEET THE NEIGHBOURS」(ご近所さんとご対面)という企画を近所のレストランで開催してくれるようです。 ただこの開催日が我が家の引っ越し日なんですよね…。 日本もご近所付き合いが薄くなっている今日この頃…。こうした付き合いがあった「昔」の日本の社会はもっと平和で安全だったと思うんですが…。 皆さんのお隣さん、どんな人が住んでますか? |
最近、この「seasons for reasons」はつぶやき帳みたいになりつつあります…。 もっと内容のあることを書こうとは思うのですが、どうも天候のせいか(?)アンテナの調子が悪く、交信(更新)がはかどりません。 雨、強風で寒くて外に出ないからかもしれません。 昨日から姪っ子とその友人が「Take That」のコンサートと追っかけをするためにミラノからやって来ました。 25才にもなるのに、まるでteenagerのようです。 「Take That」って解散したんじゃない!? というあなた…実は再結成してコンサートツアー中なんですよぉ。 ロンドン市内ではうちの近所のホテルに宿泊中です。 彼らの音楽を聴くと10年前の自分を思い出します…。あれ?もっと古かったような…。 そんなミーハーな客人をもてなすため、ここ数日は料理してました…。 麦芽パン焼いたり、アップルシナモンマフィン作ったり、チーズスフレ焼いたり…。 あれ?なんかお菓子系ばっかり…。 今日は昨日の自家製ラ・グー(ミートソース)の残りを使って、じゃがいも&ズッキーニグラタンを作ります。 姪っ子達はおそらく深夜の帰宅でしょう…。追っかけ&張り込みで風邪ひいたりしていないといいのですが…。 私は今朝6時から起きていて、非常に眠いです。 でも「働き者」さんは6時半から出勤して午後9時現在まだオフィスで仕事中ですので、そんなことは言っていられません。 彼のためにも頑張ってヘルシー料理をこしらえます。 I HAVE TO STUDY I HAVE TO STUDYが呪文みたいになっている今日この頃なんですが、暇さえあればネットで「島情報」集めと「旅計画」作りばかりしています。 お陰で、「働き者」さんもビックリする旅の「計画表」「予算表」「連絡一覧表」が完成しました。 航空券、フェリー、宿泊、移動交通手段手配もほぼ完璧!?のはず…。 なんかちょっぴり秘書に戻ったような感じで楽しい。(でも私は営業の方が好き。) 普段はこんな下準備しないのですが、待ちに待った「東洋の真珠」行きですから、こうやって準備の段階から楽しんでいます。 ちなみに「東洋の真珠」ってアジア内にいくつもあって、困りますね…。 どこが「本場」なんでしょうか。 私の行く「東洋の真珠」が何処かって? それは 「ひ・み・つ」。 |
ピー、ピーピピピ、ピピー…(いちおう、無線音みたいなもののつもり…) 『チキュウ ノ ジョウホウ ヲ シュウシュウ シマシタ』 『コンカイ ワ チキュウ ノ カンキョウ、 ヒト ヤ セイブツ ニ ヤサシイ ト イワレル センザイ ノ オハナシデス。ハナシニヨルト セカイ 30カコク ノ バショ デ デマワッテイル イイモノ ラシイ デス。』 『チナミニ ワタシ モ チキュウ ノ イギリス トイウ バショ ニ キテカラ ツカイハジメマシタ。』 ココカラ⇒イン トゥット イル モンド ニ ジャンプ シマス。 |
週末は悪天候でしたので、家cafeをして過ごしました。 In Tutto Il MondoでUpしています。 |
今日DVDで「ホテル ルワンダ」を観ました。 「ルワンダ」で本当にあった出来事…1994年のことです。 この映画を観た後、この事実関係が気になっていろいろ調べました。 民族対立、西欧の植民地支配による民族関係の悪化…、そして国際社会の冷たい眼差し。 この映画のことについて調べていると「ダルフール」の出来事についてもたくさんのつながりが出て来ました。 「ジェノサイド」という言葉も今回知りました。 google検索でもいいですから、一人でも多くの人がこれらの「事実」について知って欲しい。 そう思って書きました。 ここでは浅はかな知識でいろいろ書くことは避けます。 それは今の世の中インターネット検索をすれば、現地で活動する人達や実際にいろいろな運動をされている方々の「生の声」が聞けるから…。 ■google検索で「ルワンダ」「ダルフール」「ジェノサイド」と打って検索してください。たくさんの情報を観ることができます。 1つの映画が投げかける波紋は大きい…そう信じたいです。 日本でも今年の1月から各地の映画館で放映がされているそうです。 「ホテル ルワンダ」 観てください。 ■Hotel Rwanda(amazon.co.uk) ■Hotel Rwanda(amazon.com) |
■In Tutto il Mondo に「ダ・ヴィンチ コードの後は」を更新しました。■ 感想? 「良くも悪くもなし」ってことで…。 だって、本を読んだ人が映画に同じような期待をして観に行くと厳しいですね…。 本を読まずに映画を観た人は「面白かった」って思うでしょう。 個人的には使用人&運転手役の俳優さんが「いい目つき」をしていて、良かった…と思います。 えっ?私の好みの男性だからって? はい。その通り。 |
またすぐに引っ越しの時がやってくることもあり、少しずつ減らせるものから減らしている最近のBambinaです。 今日始めたのは毎月3〜4冊買っているイギリスの料理雑誌の切り抜きです。 BBC発行の"OLIVE", "GOOD FOOD"からはじまり、"delicious"、スーパーsainsbury'sの"Magazine"...時よりオーガニックショップで買う"you are what you eat"。 これらは数ある料理雑誌の中でも際立って盛りつけ写真も良く、レシピも豊富です。 季節によっては(イースター時期など)はどれも同じような内容にはなりますが、レシピ以外の特集もなかなか面白かったり、ためになる内容もあるので買い続けてきました。 が、雑誌も荷物としてくくるとなると、かなりの大荷物となってしまいます。 そこで今回は雑誌丸ごとを運ぶのではなく、レシピ部分だけを切り取ってファイルすることにしました。こうすれば2冊分の雑誌が一気に圧縮されますので、引っ越しの時も便利です。 また、栄養素やバランス知識などの特集は別途ファイリングするようにしました。こうすれば、後で「どこだったかしら?」なんて雑誌を引っ張りだす必要もなくなりますね。 おかげで勉強そっちのけで、カッターで「しゃ〜っ」、はさみで「ちょきちょき」しております。そんな今日の午後、「今晩の夕食は何にしましょう…」と頭を悩ませておりました。 すると切り抜いたページに「春ミネストローネ」が!今日からダイエット食希望の「働き者」さんにぴったしです。ちょうど冷蔵庫にはアスパラガスもありますし…。 というわけで、キッチンではコトコト「シンプル野菜のミネストローネ」を煮込んでおります。 先に述べました雑誌は国外発送も可能です。興味のある方は↓にURLを載せておきますのでご覧になってください。 □BBC Olive : http://www.olivemagazine.co.uk □BBC Good Food: http://www.bbcmagazines.com/goodfood □delicious: http://www.deliciousmagazine.co.uk □you are what you eat: http://www.youarewhatyoueat.tv ("you are what you eat"は、肥満体型の人達を「食」などをとおして改善して行くテレビ番組になっています。) |
5/19(金)はお待ちかね、映画「ダ・ビンチ コード」の公開ですね! 私と「働き者」さんはすでに近所の映画館のチケットを予約しちゃいました。 原作の本はかれこれ2年前(かな?)の出版当初に読んだので、本当に待ち遠しかったですよぉ。 当時、ちょうどパリで暮らしていたので、本を読みながら「おぉ、舞台となる街にいながらして読んでるよぉ」と興奮したことを覚えています。モナ・リザの絵もルーブル美術館の舞台もしっかり見学していたので、本を読みながらはっきりその様子を想像してました。 そして今…ロンドンですから、「ダ・ビンチ コード」の謎を解く重要な街を辿っているような…。 ただ、肝心の教会巡りを…と思ったんですが実にロンドン市内の重要教会(例:abbey)はなんと入場料が必要。 それもabbeyの場合は£10!!!これは2000円ですよ! そんな…って感じでしょ…。だから教会の中は入っていません。 さて「ダ・ビンチ コード」人気に便乗したビジネスが増えている今日この頃、”ユーロスター”もとっても面白い企画を始めました。 その名も『EUROSTAR QUEST』。しかも賞金付き! 広告をtubeの中で見たのですが、その広告も面白い!文字がランダムに並べられていて、解読しないといけないようになっているんです。ですから、暇なtube乗車時間も結構この解読に集中できて楽しいです。 で、本日5/16の午前9時からはなんと「ダ・ビンチコード」のデザイン&「モナ・リザ」の姿を塗装した「EUROSTAR」がwaterloo駅から出発するんですよ!!! しかもその式典には映画「ダ・ビンチコード」の出演者(トム・ハンクス、ジャン・レノ他監督やら大勢多数)や作者のダン・ブラウン氏まで出席しての豪華な顔ぶれ式典になるそうです! というわけで、現在TVの前でその中継を待っています。 ようは、EUROSTARに乗ってロンドンーパリを廻り、「ダ・ビンチ コード」の謎解きと舞台の場所を見学しよう!ということなんですが、これまた壮大なキャンペーンアイデアだな…と感心しています。 『EUROSTAR QUEST』の詳細については↓からご覧ください。 http://quest.eurostar.com |
今日は大通り封鎖の日曜日。曇り空ですが、先日書いた「ひゅ〜ひゅ〜」の舞台になったイタリアンレストランへ日曜ランチを頂きに行って来ました。 ここロンドンの良い所、それは日曜でもお店やレストランが開いていて、日曜は特にスペシャルランチを用意してくれるという点。 全てが閉まってしまうスイスからやって来た私たちにとって、ロンドンは天国でございます! さて、このレストラン…本日はイギリス・プレミアムリーグのChelsea FCの優勝パレードがあることから、特設BBQスタンドを出していました。 パニーニなんですが、なんと中味のバーガーに「パスタ」を入れちゃうんです。 これはイギリス流でしょうか…。だって、自分たち用にお店の人が作るときには「パスタ」は挟まないんですもの。 ![]() もう、お店のスタッフがみんな陽気で、道行く人への「ぼんじょ〜るの」は朝飯前…今日の優勝パレードに行く人達に『ちぇるし〜ちぇるし〜」って言ったり、反対側の道を通っているチェルシーファンの子供にわざわざ道を渡ってまでチームカラーの風船を私に行ったり… ここだけは、イギリスとは別世界です。 しかも、お客さんはやっぱり地元のイタリア系の人達が多い!その理由も分かります。 だって、すっごくおいしいんですもの! ![]() 今日いただいたのは、「タイリャッテーレ・チェルシー風」というこのお店オリジナルのもの。ボリュームもあって、美味しい!働き者さんは「おぉ、ピザもうまそう!」って興奮してました。 ![]() ランチの後は、近くの大通りまで出て、人ごみに混じってChelsea FCの優勝パレードを楽しみました。 なお、選手達のパレードの様子はhttp://ilmondo.blog48.fc2.comに載せてます。 |
レストラン情報 in England を更新しました。 詳細は:In Tutto il Mondoでご覧頂けます。 |
![]() 夕食の準備を済ませ、自分の勉強に取りかかろうしていると、「働き者」さんからSMS(short message serviceの略で、日本のような携帯メールシステムが後進なヨーロッパではこのスタイルで携帯へメッセージを送るのが主流。)が届きました。 「遅れている列車が動き出した…」という連絡だろうと思って見てみると… "Are you GUSAI?" というメッセージ。 これを見た私は立ち止まったまま「何のこと?」と考え続けました。 "GUSAI, GUSAI..."一瞬、「臭い/KUSAI」とでも言いたいのかと思ったのですが、そんなこと会社帰りに思う方がおかしい…と思い、そのアイデアは却下し、すぐに"E?(え?何の意味?というニュアンス)"で返事を送信。 するとすぐに携帯に電話がかかってきて… "Are you GUSAI?" そんなことで電話してくるな!と言いたくなりそうですが、これも彼の勉強の一環であることはすぐに予想がつきます。 かなりの読書家の彼、「村上春樹」を始め多くの日本派の本を読んでくれているんですが、そんな彼の現在の「読物」は "THE JAPANESE MIND:UNDERSTANDING CONTEMPORARY CULTURE" どうやらこの質問はこの本を読んでいて浮かんだようです。 この本は日本の学生が書いたエッセイを集めて出版されたものでして、その中味が非常に濃く、日本人の私でさえも熱中して読んでしまうくらい興味深い本なのです。また英語で書いてあることから、国内外で日本文化について説明をする機会のある方にはうってつけの1冊です。 (例:頑張り、良妻賢母、粗大ゴミ、内と外、子育ての他多数の課題) さて、本題の『GUSAI』…。これは「愚妻」を指します。 「働き者」さんの説明によれば、「夫が他人へ自分の妻を指す時に使う言葉」。そう、日本では自分の家族について他人へ話をするときに決して「うちの嫁さんはすごい」「うちの息子/娘は賢い」「うちの旦那は偉い」とか言わない「謙虚さ」文化からはみ出て、(西洋からみれば)マイナス的意味を持つ「へりくだった」言い方をするわけです。 欧米: "I am so lucky to be with my wife because she is thoughtful and smart..."(私は幸せ者ですよ。うちの妻はやさしいし、賢いし…) "My sun has been working hard and I am proud of him" (うちの息子はよく働くんですよ。私の自慢です。) 日本: 「うちの愚妻は本当に世間知らずでして、○○社長さんの奥様の爪の垢を煎じて飲ませてやりたいですよ。」 「うちの馬鹿息子はいつまでたっても、親のすねをかじっていますよ。」 って感じに変わるということでしょうか…。 欧米では自分の奥さんのことやご主人のことを「ネガティブ」に表現すると、本当に相手がそのように「役立たずだとか悪い人」と思われてしまうことがありますし、それを聞いた自分の奥さんや旦那さんが「自分はそう思われているのか…」と思い落ち込んでしまうことも。 ただ「欧米」と一括りにしてはいけない事実もあります…。とある国では「大げさ」さが目立ったり、ヨーロッパの国々では日本同様「謙虚さ」を求めるところもあったりと…こうしたグレーゾーンはその文化に身を置いてみないと、なかなか発見しずらいことかもしれません。 と言うわけでして「Are you GUSAI?」と聞いてきた「働き者」さん…。 読んでいる本をとおして、私たち日本人社会の「文化」を「ザクッ」と斬ってくれるようになりました。 私と彼との間には「頭脳の差」はあれど、「大きな文化の差」を感じることはほとんどありません。ですが、やはり彼にとっての「日本社会文化」とは「摩訶不思議」なことの固まりなのかもしれません。 あ、彼の質問『Are you GUSAI?』には『No』と答えましたが、私の方こそ彼に『Am I GUSAI?』と聞いてみました。 返事は… 『OF COURSE, YES!』 って…、それって『ホンネとタテマエ』のどっち〜?! ちなみに『GUSAI』=『stupid wife』と本では訳されています。 |
お知らせ: 先々週の「春の旅 in トスカーナ」を4回に分けて、In Tutto il MondoにUPしました。 |
海外を拠点に暮らし始めて、考えること…。 それは「人を亡くした時に、どうするか」ということである。 「死」を境とした別れは突然やってくる。 昨日、母からのメールで従姉妹の1人が亡くなった…との知らせが届いた。 彼女は私と同じ年頃。まだ誕生日が来ていなかった彼女はたった「29年」 しか生きられなかった…。もしかすると、彼女にとって「生きていく」ことが 重荷だったのかもしれない…。 最後に彼女に会ったのはいつだっただろうか…。 2000年の大晦日明けに逗子の海岸にあるバーで、彼女と一緒に年越しの お酒を飲んだのはまるで昨日のようだ。 いつのことだったか、彼女が福岡へやって来たとき、バックから取り出した 一眼レフのカメラを自転車のバスケットに乗っていた「子犬」に向け、 楽しそうにシャッターを切っていた彼女の姿が目に浮かぶ。 彼女の葬儀は明日。 日本で暮らしていないことの「辛さ」はここにある…。「別れの挨拶」に 即座に動けないことである。 果たしてこれが最善の選択なのかは分からない… 予期せぬ事態、急な変化にどう対応するか…これは海外生活組にとって常に 最重要課題ではないだろうか…。 次回の帰国時には彼女のお墓参りをしよう…と決め、彼女の冥福を祈るばかりである。 |