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February 26, 2007

ご近所さん

フランスのショップからon-line注文していた物が、なかなか届かず気になったので、インターネット追跡をさきほどいたしました。

すると追跡結果に私のものではない「サイン」がスキャンされ、とある番号の家で受けとられている事を発見しました。
一瞬「なんで!!!???」と驚いたのですが、冷静になって考えると…

「あ、この受取りハウスナンバー(海外では家々に番号がついています)は2件隣…」
そこで2件となりの家をノックしよう…としたところ、住人のおじいちゃんが「あぁ、今届けに行こうとしたところだったんだよぉ」と箱を手渡してくれました。

そのことを帰ってきた「働き者」さんに話すと、「あ、すぐ隣の人はこないだコンタクトレンズの荷物を受けとってくれてたよ」と…!

あぁ、ご近所さんに恵まれました。

引っ越しする前から、大家さんである友人が私達のことをご近所さん達に知らせてくれていたこともあり、越してきて日が浅いのに、ご近所さん達とはかなり仲良しです。

ここへ越して来る前はこの街で唯一「コンシェルジュ」がいるマンションで暮らしていたので、昼間の荷物受取などはコンシェルジュのおじちゃまにお願いしていました。
1戸建てに越す時…「あぁ、荷物が届く時どうしよう…昼間はだれもいないし…」という思いがよぎりましたが、そんな心配はいらない素敵な通りに越す事ができました。

あれ、ちょっと待てよ…ということは「宅配屋さん」は住人がいなくても「ご近所さん」の家をノックして「すみませ〜ん、この荷物預かってくださ〜い」って行くと言う事でしょうか?
住人同士を知っているからこそ、こういうことが可能なんですね。

さて、こういうご近所さん付き合い、その昔日本にも存在しましたが、大都市のほとんどではもうこうした「お隣さんの荷物を預かります」なんていうことは簡単にできなくなりましたよね…。
お隣さんをよく知らない…、何が入っているか分からない…、何か問題になったら困る…とかいろいろ理由はあります。
田舎では「雨が降ってきたから、洗濯物取り入れておきましたよ」なんていうことは、まだあるらしいけれど、それでもそういう良心をありがたいと思う人が段々少なくなってきているのも、今の日本。

もし若い人、子供達が今も変わらず「お隣のおばちゃん・おばちゃん、お姉ちゃん・お兄ちゃん…に挨拶したよ」「○○さんが回覧板もって来てくれたよ」「隣の○○さんに算数教えてもらったよ…」なんていう環境で育つことができたら、今の世の中もっと違っているような気がします。

今までご近所付き合い…というのが「good morning, good evening...hello」だけだった私たちは、この街のこの通りへ来て「have some tea!」「bring my vegitables!」「I received your package for you」ともっとつながりの強いものになったことに、小さな幸せを感じています。
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